ケチな男 パート2の1

前回のケチな男の話で、
違うケチな男を思い出したので、

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ケチ男話 パート2

今回は、かれこれ15年くらい前に付き合っていた元彼の話。

あたしも彼も当時30歳そこそこ

カナダ出身で、仕事で日本に来たばかりで、まったく日本語が話せなかった。

しかも出会った時は、そんな賢そうに見えなかったし、なんだか同い年だから気があうね~みたいな感じで始まったのさ。

 

実際に付き合ってみたら、

彼の住まいは銀座のホテル。

そのうち引っ越すってなったら、赤坂のアークヒルズ。

さすがに、そん時、

「アンタ何者なん❓❓

って彼に聞いたわ😓

なぜ、そんな暮らしができるかっちゅーと、
彼は、某US大手の電話会社のプログラマー集団の責任者。

24時間、時間関係なく電話がかかってきて、いつでもそれに答えて問題を解決しないといけないという、とてつもない重大な責任をまかされてたんだとか。

で、電話に出たら、ブツブツ何か言ってんの。

「76302−856962749agn;gjieteameoj5−18hsrlihjslrjp4739hsrkthjsl3475498082075030177。you got it??」

何かの暗号?みたいな感じ。

で、驚いたことに、常に冷静なの、
一度もイライラしたりとか、
怒鳴ったりしてなかった✨

そういう時、尊敬というか、ちょっと見直しちゃうんだよね🌟

デキる男って感じでね。

そうだな、名付けるなら、

不思議系コンピューター男


しかし、そんな奇妙な彼とのお付き合いは、
喧嘩が絶えなかった。

例えば、

映画が見たいというから、

映画館に行ったら、

映画館の前で、

「チケット代が高い!」

言い出しやがったので、あまりにも頭にきたから、

「もういいよ、あたしが出すよ💢」ってなって喧嘩。

別の日、

タオルが買いたいから付き合ってというので、行ったら、某高級デパートだったの。

やはり、エリートは違うわね〜なんて思ってたら、

その後に、

「ドンキホーテの方が安いじゃないか!君はここに住んでるんだから、安いとこ知ってるだろ💢

ってあたしにキレてきた。

「知らんし。。💧」

そんなだから、デートの時、行く場所が決まらず、毎度喧嘩して終わるって事が常。

それまで、あたしが付き合ってきた人は、あたしに尽くしてくれるメンズが多かったから、こんなに喧嘩ばっかりなのは、

「きっとあたしの事好きじゃないんだ~😭」

って、悩んでたな〜あ〜あたし可愛かった❤️

※その時のあたしに言ってあげたい。

 

一発お見舞いして、別れちまいな!!

そうこうしているうちに、変わり者の彼、やはり日本のボスと喧嘩して、US本社に戻される事になり、突如、強制送還になりやした〜😆

で、一旦お別れ。

そんなケチいことしか言わない彼なのに、なぜだか食事だけは奢ってくれたの。

同い年だし、「割り勘でいいよ」って言っても、なぜか、しぶしぶ食事だけは出すと笑笑。

単なる不思議ちゃん。

次に続く。。。

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